歯ぎしりとどのようにつき合っていくの? わたしたちは歯ぎしりそのものが悪いものだとは考えていません。歯ぎしりをする時に奥歯をゴシゴシとこすりつける様なパターンが悪いものだと考えています。そのようなパターンを持つ人の場合には、奥歯に過大な力がかかるので筋肉が疲労したり時には痛みが出たりします。ほかにも歯が異常なすり減りや欠けてきたりしますし、ひどい時には割れてしまうこともあります。 調べる方法について 寝ている時の歯ぎしり(睡眠時ブラキシズム)については、長い間にわたってその正体をつかむための検査方法がありませんでしたが、神奈川歯科大学・佐藤貞雄教授のグループはそれを調べるための方法を考案しました。「ブラックスチェッカー」とよばれる薄いフィルム状のものを歯に夜間装着して歯ぎしりの動きを検索するものです。この方法はこれまでのどんな方法よりも優れていると思われ、研究機関や歯科医院で応用され始めているものです。 治療の方法は? 悪い歯ぎしりをする患者さんの噛み合わせ治療をしなければ、悪い噛み合わせはそのままです。わたしたちの「総合診断」に基づき、よりよい噛み合わせを構築することでストレス・マネジメントがうまくできるようお手伝いをさせて頂きたいと思います。
by satos40
| 2020-02-10 10:39
| 青木歯科
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